サルを好きな父親

うちの父親は、サルを見るのが大好きだったのですが、最近になって僕にもその面白さがわかってきました。
サルたちは表情が豊かでとても面白いです。
こういうことに限らず、子供の頃はよく理解できなかった父親の考えに、だんだんと共感を感じるようになってきました。年をとってきたということなんですかね。
ちなみに父親は、元自衛隊で、もう10年ほど前に定年退官しましたが、橋をかけたりする部隊にいたそうです。
子供心には、橋なんて地味なものじゃなくて、戦闘機とか戦車とかの部隊だったらよかったのに、なんて思っていましたが、まさに今東北の地では、施設大隊の架けた橋が、救援物資の輸送や人員の救出に大活躍しているそうです。
昔、吉田茂防衛大学校の卒業式で、卒業生に対して「自衛隊が日陰者であるときの方が国民は幸せなのだ」と言ったそうですが、そのことをふと思い出しました。

EOS-1Ds Mark III + EF800mmF5.6L IS USM
1/400、F5.6、ISO 200